Interview
Vol.8
インタビュー
僕にとっては、井戸端会議をしながらリラックスして服を選べる貴重なお店です —— 株式会社ナプロアース 代表取締役会長 池本篤さま
インタビュー第8弾は、池本篤さまにお受けいただきました。貴重なお時間ありがとうございます。
株式会社ナプロアースさまは、2023年に「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞 審査委員会特別賞を受賞されたんですよね。福島で創業され、震災後も変わらず福島に寄り添い続けていらっしゃいます。
池本:自動車のリサイクル業に始まり、現在は女性専用フィットネスやcafeと融合した中古車センターなどを経営しています。
先日は、株式会社ナプロアースさまの企業研修に呼んでいただいて。「大人のビジネスファッション」の講師として色々とお話してきました。社員の方々はお忙しい中で学ぶ意欲が高く、沢山質問をしてくださったのが嬉しかったですね。
池本:営業チームは普段からスーツを着ることも多いからね。今さら人には聞けないビジネスファッションのマナーについて改めて意識する良い機会になったと思います。
池本さまご自身は、普段のお仕事ではどのような服装が多いですか?
池本:僕は会社の制服を着ることが多いですね。もしくは、ジーンズにTシャツといったラフな恰好。
良い意味で「お偉いさん」っぽくさせない、あえてのスタイルですね。ナプロアースさまの社風が和やかで素敵な雰囲気だったのは、そんなところにも秘訣がありそうです。
プライベートでは小物使いのセンスが光る爽やかなコーディネートがお得意な池本さんですが、ファッションのヒントはどのようなところから得ることが多いですか?
池本:好きな映画や雑誌などを参考にしているけど、特にJAZZ音楽が好きなので、当時のレコードジャケットからインスピレーションを得ることもあります。洋服を購入するときは、自分の好みや持っているワードローブに合わせて千尋オーナーのおすすめを試着して決めることが多いかな。
いわゆるB級グルメから、隠れ家的飲食店、高級レストランまで、美味しいお店を幅広くご存知に池本さんにぜひ聞きたい質問です。当店では衣食住の垣根を超えたトータルファッションを大切に考えていますが、池本さん流のその日の「食」に合わせて(お店に合わせて)ファッションを整えるコツを教えてください。
池本:そうですね、飲食店に行くときはお店に合わせたコーディネートを心掛けています。普段着で気取らずに行けるアットホームなお店も好きですし、レストランで特別な時間を過ごすのも好きなんです。美味しいものを食べるのはハレの日的な意味もあるので、普段着とは大きく差をつけたファッションを楽しんでいます。僕の場合は、少し派手なチーフをアクセントにしたり、ボルサリーノを被ったりしますね。コツというほどではありませんが、ポケットチーフを少し変えてみるだけで全体の雰囲気も変わるのでおすすめです。
なるほど、池本さんの小物使いは参考になります。
ところで、食に以外にも池本さんはサーフィンや自転車などアクティブに趣味を楽しんでいらっしゃいますよね。御多忙の中、仕事以外で様々な挑戦もされていて、もしかして池本さんは2人いるんじゃないかと思うくらい!(笑) 心と身体をポジティブに保つためのエネルギーの源は何ですか?
池本:それはもう、趣味を持つことと運動することです! 経営をしていると様々なストレスや悩み事は尽きませんから。運動することで食欲も湧きますし、しっかりと熟睡できる良質な睡眠につながって身体がベストな状態に保たれます。サーフィンや登山や釣りなど趣味を持つと友達もできるので、ストレス発散やモチベーションアップにつながるんです。
最後に、池本さんにとってLo Spazio Biancoはどのような存在でしょうか?
池本:お付き合いが長いですからね、僕の好みを把握しながら適切にアドバイスをしてくれて助かっています。訪問したときに、洋服に一目惚れすることも多いのは、千尋オーナーがしっかり目利きをして揃えてくれているから。僕にとっては、井戸端会議をしながらリラックスして服を選べる貴重なお店です。
有難いお言葉です。もっと喜んでいただけるように、精進いたします!
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